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川崎F・山田新 ホームでファンにあいさつ セルティック移籍へ「クラブのプライドを持って挑戦したい」

[ 2025年7月17日 06:44 ]

<川崎F・SC相模原>試合後、サポーターに別れを告げる山田(撮影・白鳥 佳樹)
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 サッカーのJ1川崎フロンターレに所属するFW山田新(25)が16日、地元サポーターに別れを告げた。海外移籍を前提にした準備のため同日限りでのチーム離脱が発表され、ホームのU等々力で行われたJ3相模原との天皇杯3回戦後に壮行セレモニーが行われた。

 ピッチ中央に立った山田は大型ビジョンに映された成長の軌跡を振り返る映像が終わると自らあいさつ。「川崎フロンターレというクラブにサッカー選手としても人間としても大きく成長させてもらいました。さびしい気持ちもありますが、ここでプレーできたことは誇り。移籍はこのクラブを背負って海外で挑戦するということなので、このクラブのプライドを持って挑戦していきたい」と訴えた。

 移籍先は明らかにされなかったが、スコットランド・プレミアリーグの名門セルティック入りが決定的。セレモニー後の取材では2026年W杯北中米大会を見据え「目標のW杯に出場して優勝するところに向かうのに(海外移籍の)決断がなければ近づけないと思った」と打ち明けた。

 15日まで韓国で行われていたE―1選手権で日本代表に初招集。8日の香港戦では後半開始からデビューを果たしたが無得点に終わり、その後の2試合は出場機会がなかった。

 「なかなか思うような結果も出せなかった。森保監督の信頼も得られなかった。個の力でゴールを取るというのは磨かないと」と漏らした一方で「スピードやフィジカル、力強さという部分は通用した」と手応えも得た。「日本代表のサッカーやどういうことをやろうとしているのか、どういう基準でやっているのか知りたかった。森保監督に直接見てもらいたいという思いもあった」と振り返った。何よりも海外で成長を目指す上で、自身の中に日本代表とW杯を意識した基準点をつくるという成果を得た。

 「環境を変えることで成長できるという自覚はある」と山田。川崎Fアカデミーで過ごした中学、高校時代、トップチーム昇格を逃して進んだ桐蔭横浜大時代、川崎F入団後といずれも壁に苦しみながら適応力を発揮して道を切り開いてきた。

 「ゴールもそれ以外のクオリティーも上げないといけない」
 今後は中村俊輔や古橋亨梧、前田大然ら多くの日本代表が活躍してきたスコットランドの名門で飛躍に挑む。

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