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【E1】日本代表・細谷 背番10の意地弾 パリ五輪の“雪辱”相手背負った反転シュート決める

[ 2025年7月13日 04:30 ]

サッカー・東アジアE―1選手権男子第2戦   日本2-0中国 ( 2025年7月12日    韓国・龍仁ミルスタジアム )

<E-1 男子 日本・中国>前半、ゴールを決める細谷(中央)=撮影・西海健太郎
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 日本代表は中国を2―0で下し、2連勝で2大会連続3度目の優勝に王手をかけた。同じく2戦2勝の韓国と15日の最終第3戦で対戦し、引き分け以上で初の大会連覇が決まる。日本は第1戦から先発メンバー全員を入れ替え、今大会初出場で背番号10番デビューとなったFW細谷真大(23=柏)が前半11分に右足で先制弾。来年のW杯北中米大会日本代表入りへラストアピールと位置づける舞台で意地を見せた。

 細谷が10番デビュー弾を放った。自身初のエースナンバーを背負って主戦場の1トップに入ると、前半11分だ。MF田中聡の縦パスをペナルティーエリア手前右で受け、絶妙なトラップでボールを収める。最後は反転しながら右足を豪快に振り抜き、ゴール左下へ突き刺した。パリ五輪世代同士のあうんの呼吸。「彼の特徴は理解している。聡とコミュニケーションを取って、うまく自分のことを見てくれていたのでいいトラップからシュートを打てた」。先月のW杯アジア最終予選インドネシア戦に続く代表通算3得点目は貴重な先制弾となった。

 第2戦に懸けていた。A代表デビューの前回22年大会は第2戦の中国戦に先発したが、無得点。好機で決定力を欠いた。出番はその1試合だけ。今でも覚えている悔しさを糧に「今日は取れて良かった」と雪辱した。

 日本を背負う自信が明確に芽生えた一戦がある。8強に終わった昨夏のパリ五輪準々決勝スペイン戦だ。ネットを揺らすもVAR判定によるオフサイドで得点が取り消され、同点弾が幻に。悔しさと同時に湧き上がってきたのはA代表でもエースを担う自覚だ。「あのオフサイドをきっかけに自分があそこまで背負えるんだと自信がついた」。この日の得点はくしくも、あの時と同じように相手DFを背負って反転からのシュートだった。

 来年のW杯北中米大会へ、海外組を含めた1トップ勢の争いは熾烈(しれつ)を極める。上田(フェイエノールト)や小川(NECナイメヘン)、町野(キール)ら実力者ぞろい。そこへ、国内組として対抗していく構えだ。次戦の日韓戦は「決勝戦みたいな形だと思うので勝負強さも見せていきたい」と細谷。宿敵から一撃を放ち、大舞台への道を切り開いていく。(滝本 雄大)

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