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ことごとくゴールに嫌われ…最下位低迷の横浜M 大島HC暫定指揮の初陣は零敗

[ 2025年6月22日 04:50 ]

明治安田J1第21節   横浜M0ー1岡山 ( 2025年6月21日    日産ス )

<横浜M・岡山>岡山に敗れ場内を一周し引き揚げる大島HC(右)ら横浜Mイレブン(撮影・会津 智海)
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 明治安田J1リーグは各地で7試合が行われ、最下位に低迷する横浜F・マリノスはホームで岡山に0―1で敗れ、2試合ぶり白星とはならなかった。前半17分にセットプレーから失点。FWアンデルソン・ロペス(31)、FWヤン・マテウス(26)、FWエウベル(33)のブラジル人トリオが今季初めて同時先発したが不発に終わった。大島秀夫ヘッドコーチ(HC、45)の暫定指揮による新体制初陣を白星で飾ることはできなかった。

 横浜Mが負の連鎖から抜け出せない。パトリック・キスノーボ前監督の退任により、シーズン2度目の監督交代劇で迎えた新体制初陣は前半17分に先制され、そのまま零敗。暫定的に指揮した大島HCは「点を取れなかったことはしっかり受け止める」と語った。

 ことごとくゴールに嫌われた。前半24分、マテウスがミドルシュートを放つもポスト直撃。同32分にはGK飯倉のロングボールにエウベルが反応するもポストにはじかれ、後半19分にもマテウスのシュートがポストに直撃し、場内からは何度もため息が漏れた。

 暫定指揮官は原点回帰を求めた。20年からトップチームで指導しており、当時監督だったポステコグルー氏やマスカット氏が構築したアタッキングフットボールを熟知。「アグレッシブにポジティブにプレーすることが大事。そこを思い起こさせる」。一時封印していた攻撃的サッカーを解禁し、ロングボールは多用せず、鋭いパスをつないで前線へ向かう戦術を展開。ロペスらブラジル人トリオも今季初めて同時先発させた。だが、すぐには結果につながらなかった。

 次戦となる25日のFC東京戦まで大島HCが暫定的に指揮する予定。クラブ上層部は後任の選定を進めているが、シーズン後半戦に突入し、立て直しは急務だ。関係者によると、ロペスはシンガポール1部ライオン・シティーへの移籍が濃厚で、マテウスには首位鹿島から正式オファーが届くなど退団の可能性が浮上しており、不透明な状況は続く。一度も降格のない名門の迷走が止まらない。

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