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札幌ミシャ前監督通訳・杉浦大輔氏、中国3部リーグで監督就任 23日初陣へ「ミシャを参考にしながら」

[ 2025年3月22日 10:44 ]

今季から杉浦大輔監督が指揮を執る深セン(しんせん)2028。杉浦監督は下段右から4人目

 昨季限りでコンサドーレ札幌を退任したミハイロ・ペトロヴィッチ前監督(67)の通訳兼コーチを務めていた杉浦大輔氏(50)が、中国3部リーグに所属する「深セン(しんせん)2028」の指揮官に今季就任し、23日にリーグ初戦を迎えて監督デビューすることになった。

 06年6月の広島時代からタッグを組んできたペトロヴィッチ前監督の退任にともない、杉浦氏も札幌を離れると、1月に中国からのオファーが舞い込んだ。「自分が監督としてここからがスタート。チームをどうつくるか選手がどう育つか。楽しみで仕方ない」と、夢であった監督業への思いを明かした。

 本拠地の深セン市は、2月にAFC(アジアサッカー連盟)U―20アジア杯が行われた香港近くの金融都市で、人口は約1800万人。同クラブは28年のロサンゼルス五輪で躍進を目指す中国サッカー協会の下、深セン市サッカー協会が保有し強化する特殊なチームで、20歳以下のメンバーで昨季創設された。

 初の中国での指導については「サッカーが大ざっぱだから戦術も含めて細かいところを教えなきゃいけない」と課題を挙げる一方で、「フィジカル的に能力の高い選手も多いし、指導には従順」と大きな可能性も感じる。異国で過ごしながら「ミシャ(ペトロヴィッチ監督)はこんな場面の時はこうしていたなと思い出して、参考にしながら自分なりの考えで判断している。今季目標は2部昇格」と手応えも感じる。

 13日にはJリーグの監督に必要な指導者の最上位資格「プロライセンス」(旧称S級ライセンス)を取得したが、まずは中国で結果を残す。過去に日本代表の森保監督や片野坂監督(大分)や四方田監督(横浜FC)を育てたペトロヴィッチ監督を誰よりも知る男が、新たな一歩を踏み出す。(青木 一平)

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