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新潟が今季公式戦初勝利 J3八戸に苦戦もPK戦で今季初出場GK吉満が止めた 次はリーグ戦で

[ 2025年3月21日 07:32 ]

PK戦の末、今季公式戦初勝利を挙げ喜ぶ選手とサポーター
Photo By スポニチ

 J1新潟はJ3八戸をPK戦の末に破り、今季公式戦初勝利。2回戦に進んだ。前半8分にMF小見洋太(22)がCKのこぼれ球を押し込んで先制したが、同44分にショートコーナーから追い付かれた。PK戦は今季初出場のGK吉満大介(32)が相手の3人目を止め、4―2で制した。2回戦は4月9日にJ2鳥栖とJ3松本の勝者と戦う。

 内容的に満足いくものではなかったのは百も承知。それでも1勝が遠かった選手たちは、PK戦で5人目のDF堀米主将が右隅に決めてようやく今季初白星を手にすると、約1400人が訪れたサポーターの前で喜びを爆発させた。勝利の殊勲者の吉満は「(PKを)止められて良かった。勝てて良かった。次、リーグ戦にいい形で勝ちの勢いを持っていけるようにしたい」とかみしめた。

 前半8分に先制してからは決定機は少なく、シュートはわずか5本。良好ではないピッチ状態のせいもあってパスがつなげず、何度もカウンターからピンチを招いて、延長後半には相手シュートがバーに当たった。

 劣勢から勝利に導いたのが今季初出場、初先発の吉満だ。PK戦は2―1で迎えた後攻の相手3人目。「分析もあったし、あとは自分を信じて。ボールに食らいつこうとした」。読み通り左に跳んでセーブ。リーグ開幕数日前に古傷の右膝を痛め、2月中はベンチ外だったベテランGKが起用に応えてみせた。

 リーグ開幕から約1カ月たっても未勝利だったチームには重苦しい空気があった。「(内容が)良くても結果がついてこないと気持ち的にどうしてもしぼんでしまう。いい雰囲気で挑めなくなってしまうところがあった」と樹森監督。ただ、劇的勝利に試合後のロッカールームは「明らかにムードは良かった」と吉満は言い、反省点は多いものの流れを変えるきっかけになったのは確かだ。

 「ホッとしているし、ここからだぞという思いで今はいます」。樹森監督は初勝利に安堵(あんど)の表情を浮かべて言う。堀米は「不思議なものでサッカーも流れというのはある。こういう形で一つ、今までなかったものを手に入れたのはプラスに捉えたい」と力を込め、今度はリーグ戦初勝利に照準を定めた。

 ○…右サイドハーフで先発した小見が宣言通りの今季公式戦初得点を決めた。前半8分のCKで、GKがはじいたボールを「とにかく(右足を)振ることと枠を意識した」とゴール右上に流し込んだ。リーグ戦では途中出場が続き、アピールのために「結果が求められている」と話していた中できっちり決めた。ただ後半32分に途中交代し「ああいう時間帯で代えられてしまうのは僕の評価。アピールしていきたい」とさらなる奮起を誓った。

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