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中村憲剛氏の引退試合前夜祭でトークショー 思い出のアシストに「これなら得点を量産するなと」と大久保氏

[ 2024年12月13日 23:52 ]

中村憲剛氏の引退試合前夜祭で公開練習に参加したメンバー
Photo By スポニチ

 サッカーの元日本代表MFで川崎フロンターレで活躍した中村憲剛氏(44)の引退試合(14日、U等々力)に向けた前夜祭が13日に開催された。試合会場で行われた公開練習には約2500人が詰めかけ、その後にはとどろきアリーナでトークショー。約500人を前にクラブOBの中西哲生氏の司会で中村氏が大久保嘉人氏、ジュニーニョ氏、現役のFW小林悠と思い出を語り合った。

 数々のパスでストライカーのゴールを演出してきた中村氏とあって記憶に残るアシストの話題になり、大久保氏は加入1年目だった13年5月の新潟戦でのスルーパスに言及。「憲剛さんが持った瞬間にボールを見ずに“ここに出てきたら点が取れるな”と走ったんです。ボールは見ていないんだけど、凄くいいタイミングで完璧なところに出してくれた。“こんなボールが出てくるんだったら得点を量産するな”と思いました」と振り返った。

 この時、感じた予感通り大久保氏はこの年から3年連続得点王を獲得。中村氏も「憶えています。センターバック2人の間に嘉人が俺を見ずに走って“出さなきゃ”となったけど、俺を見ていない。足元過ぎても駄目だから、ちょっと走っている先にコロコロコロとその瞬間に決めて、物の見事にぴったりで決めてくれた」振り返った。「完璧だった」と声をそろえる2人の姿に、中西氏が思わず「見てえな」と漏らしたほどだった。

 また、小林は中村氏の現役最後のアシストになった20年12月の浦和戦を振り返った。中村氏が右から振り向きざまにノールックでボールを入れ、小林が相手選手の前に滑り込みながら右足で決めたゴール。「(自分を)見ずに上げてきた。全然見てなかった。来ると思う前に体が先に動いた。あれは凄かった」。中村氏も「GKとDFの間に蹴ったら小林がいるんじゃないかと思って。そしたら決めてくれた。びっくりした」と述懐。思い出話は尽きないようだった。

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