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30年W杯は史上初6カ国3大陸開催 赤道またぐ長距離移動&時差で選手への負担大

[ 2024年12月13日 05:00 ]

2030、34年のサッカーW杯開催地
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 国際サッカー連盟(FIFA)は11日、オンラインで臨時総会を開き、2030年と34年のW杯開催地を決定した。30年はスペインとポルトガルの欧州勢にアフリカのモロッコを加えた3カ国の共催とし、W杯開催100周年を記念して第1回開催国だったウルグアイ、さらにアルゼンチンとパラグアイの南米3カ国でも各1試合を実施。史上初めて3大陸にまたがって試合が行われる。34年はサウジアラビアでの単独開催が決まった。

 共催3カ国に100周年という名目で3試合を南米に振り分けた30年大会に関して疑問が指摘されている。

 FIFAは昨年10月に共催案をまとめた直後に日程案を公表。南米の3試合は開会式より前に行われ、当該6チームは負担を考慮して次戦まで10日以上の間隔が空く予定だが、気候が異なる南半球から北半球への長距離移動と時差への適応は選手の負担が大きい。アルゼンチンなど3カ国は初戦がホーム、残る2試合が中立地と条件が異なり、対戦相手側にも不公平感が残る。

 また、今回の変則開催はわずか3試合で欧州、アフリカと同様の“南米開催”と認識されている。26年北中米大会を含めた大陸ローテーションで34年大会をアジアとオセアニア地域に限定し、昨年10月に招致表明まで1カ月という短期の期限設定で資金力が豊富なサウジ開催を後押ししたFIFAの思惑が透け、南米が安く買い叩かれた印象は拭えない。

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