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6試合ぶり勝ち点獲得の京都チョウ貴裁「今は笑われるかもしれないが…」最高で最強の看板は降ろさない

[ 2024年5月26日 20:20 ]

明治安田J1リーグ第16節   京都1―1名古屋 ( 2024年5月26日    豊田スタジアム )

京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 アウェーで勝ち点1をつかみ、連敗を「5」で止めた京都・チョウ貴裁監督は「我々のスタンダードになる試合ができた」と前向きに捉えた。この試合前までの直近5試合は3得点16失点。FW豊川雄太がチーム3試合ぶりの得点を挙げ、守備陣は最少1失点に抑えた。崩壊していた攻守に改善の兆しは見えた。

 前線からのプレスを繰り返し、剥がされても食らいついた。5失点大敗した前節・広島戦後から見直した“ゴール前の守備の仕方”も体現できた。チーム総走行距離119キロ707メートル、同スプリント回数166回。どちらも名古屋を上回った。指揮官も「欲を言えば2、3点目を取りたかったけど、一足飛びに今の状況は飛び越えられないと教えられた」と少しずつ上向かせていける手応えを口にした。

 まだ最下位。J1残留圏浮上が喫緊の課題だが、今季シーズン前に掲げた『史上最高で最強のサンガ』の看板も降ろすつもりはない。チョウ貴裁監督は「最強のフレーズは今は笑われるかもしれないが、まだ試合はある。きょうを契機に、それを選手が感じられる試合していきたい」と6月反攻を誓った。

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