横浜　今季初の3連勝逃す　湘南と2―2でドロー

＜横浜・湘南＞前半、競り合う横浜・松原（左）と湘南・奥野（撮影・木村　揚輔）
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　横浜は13日にホームで湘南と2―2で引き分け、今季初の3連勝を逃した。

　10日のG大阪戦から中2日で迎えた一戦。キューウェル監督は先発を9人換えて臨んだ。1トップには1月に27年からの入団が内定し、特別指定選手にも登録されたFW塩貝健人（19）を抜てき。

この試合がJ1初先発だった慶大2年の現役大学生Jリーガーは、指揮官の期待に見事に結果で応えた。前半21分に水沼の右クロスをゴール前で右足で押し込んでJ1初得点。チームに流れを引き寄せた。

　一方の湘南は前身の平塚で監督を務め、11日に亡くなった植木繁晴氏（69）への弔意を表して喪章をつけてプレー。0―1の前半41分にMF平岡太陽（21）のゴールで追いついた。後半3分にFW南泰煕（ナムテヒ）にシュートのこぼれ球を右足で押し込まれ、再びリードを許したが、退場者を出して1人少なくなった直後の後半35分にFW福田翔生（23）が同点弾。アウェーで貴重な勝ち点1を奪った。

　横浜は次戦、17日に敵地で蔚山（韓国）とのACL準決勝第1戦で蔚山（韓国）に臨む。湘南は20日にJ1王者の神戸をホームに迎え撃つ。