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横浜 首位でACL2大会連続決勝T進出決めた!マスカット監督ラストマッチで“有終白星”飾る

[ 2023年12月13日 18:54 ]

ACL1次リーグG組最終節   横浜3―0山東泰山 ( 2023年12月13日    横浜国際 )

<ACL 横浜・山東>後半、横浜FWアンデルソン・ロペス(右から2人目)がゴールを決めFWマテウス(右から3人目)、FWエウベル(右から4人目)らチームメートとゆりかごダンスをする(撮影・西海健太郎)
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区1次リーグ最終節が13日、各地で行われ、G組3位の横浜は本拠で同1位・山東(中国)に3―0で勝利。同組1位突破となり、2大会連続決勝トーナメント進出が決定。今季限りでの退任が発表され、この試合が最後の指揮となったケビン・マスカット監督(50)に“有終白星”を届けた。

 前節で敗れ首位から3位に転落した横浜は最終節に勝利すれば、2位の仁川(韓国)を含め3チームが勝ち点12で並ぶ可能性も。2点差以上での勝利なら他組の2位を上回って2位通過が決定へ。3点差以上で勝利すれば3チームの当該対戦成績で1位通過が決まり、敗れれば1次リーグ敗退が決まるという厳しい状況に追い込まれた。

 試合は横浜が主導権を握ると、前半アディショナルタイムに待望の先制点。FWマテウスからの絶妙なスルーパスに反応したFWエウベルが相手DFと競り合いながらも右足でゴールに流し込み、イレブンと喜びを爆発させた。

 “自力突破”へあと1点が必要な横浜は後半12分、DF角田からの縦パスを受けたMF喜田が右サイドへと繋ぎ、FWマテウスが深い位置からマイナスのクロス。これをJ1得点王のFWアンデルソン・ロペスが押し込み2点目。さらに勢いに乗ったチームは同19分にも追加点。FWエウベルからのスルーパスを受けたFWマテウスが芸術的なループシュートを決めた。

 マスカット監督ラストマッチでマテウス、アンデルソン・ロペス、エウベルと強力3トップそろい踏みとなって完勝。マテウスは1得点2アシストと全得点に絡む活躍で勝利に貢献。同組1位に浮上し、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 なお、同組他会場では仁川がカヤ(フィリピン)に3―1で勝利。横浜、山東、仁川と3チームが勝ち点12で並んだが当該対戦成績により仁川は3位となり1次リーグ敗退。山東は辛くも2位で決勝トーナメント進出が決まった。

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