C大阪がレオ・セアラの2発で横浜戦“不敗神話”継続

明治安田生命J1リーグ　第6節   C大阪2―1横浜 （ 2023年4月1日    ヨドコウ桜スタジアム ）

＜C大阪・横浜＞前半、追加点となるゴールを決め駆け出すC大阪・レオ　セアラ（撮影・後藤　正志）
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　C大阪がFWレオ・セアラ（28）の移籍後初得点を含む2発で今季リーグ戦2勝目を挙げ、2012年以来続くホームでの横浜戦不敗神話を11に伸ばした。

　「ずっと準備をしていたので、時期が来るのを待っていた。本当にうれしい」

　古巣を相手に大仕事を果たした背番号9は終始、笑顔。前半16分、左コーナーキックを頭で合わせると、相手ディフェンスに当たって枠内に吸い込まれた。同35分には右サイドからドリブルで中央突破し、MF奧埜に預けると、絶妙の折り返しに頭からダイブ。オフサイドぎりぎりを攻め込んで、VAR判定の後、得点が認められた。3月4日の浦和戦でもネットを揺らしていたが、同じようにVAR判定の結果“幻のゴールに終わっていた。それだけに、喜びもひとしお。「審判が“ゴール”と言った瞬間は本当にうれしかったよ」と相好を崩した。

　この日の最高気温は夏日一歩手前の24度。横浜での2年間も気温の上昇と同時に得点を量産しており、特に夏場には無類の強さを誇る。「そういうふうにみんなが思ってくれているのであれば、夏に強いっていうことにしてもらえたらうれしいよ」と“夏男”宣言も飛び出した。MF香川真司も復帰後初のフル出場で、後半途中からはキャプテンマークを巻くなど存在感を発揮。役者のそろったC大阪に、反転攻勢の予感漂う試合となった。