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浦和・興梠 J1最長17年連続弾!通算1000試合目に花添えた 17年以来のリーグ4連勝

[ 2023年4月1日 04:30 ]

明治安田生命J1第6節   浦和3ー0柏 ( 2023年3月31日    三協F柏 )

前半、ゴールを決め喜ぶ浦和・興梠(左)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、浦和が柏に3―0で快勝。史上3クラブ目のJ1通算1000試合目という節目の一戦で、17年以来のリーグ4連勝を飾った。前半44分、FW興梠慎三(36)が今季初ゴール。17年連続得点は鹿島でプレーしたMF小笠原満男に並ぶJ1最長記録となった。後半にはFWアレックス・シャルク(30)とMF明本考浩(25)が追加点。柏はクラブワーストを更新する16試合勝ちなしとなった。

 メモリアルマッチで千両役者が決めた。前半44分、ペナルティーエリア内で興梠が味方の左折り返しに反応。ワンタッチでボールを打てる場所に置き、「あそこで打ったら当たると思ってワンフェイント入れた」と相手DFとGKのタイミングを外して左足でゴールを射抜いた。

 「(酒井)宏樹から“スルー”という声は聞こえたけど、今日は貪欲にいかせてもらった」という一発は、J1歴代2位の通算164点目。期限付き移籍していた札幌から今季復帰後の初得点で、浦和でのゴールは21年5月26日の広島戦以来。17年連続得点は鹿島で同僚だった小笠原に並ぶJ1最長記録となり、「尊敬している人に肩を並べられてうれしい」と笑顔を見せた。

 31日は得点だけでなく最前線でボールを収めて起点になるなど、プレーにコンディションの良さをうかがわせた。7月には37歳を迎える大ベテランは衰え知らずの天性の嗅覚で、勝利と熱狂をアウェーの地に運んだ。

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2023年4月1日のニュース