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C大阪・香川「勝利につながったのが何より」4684日ぶりJリーグでのゴール

[ 2023年3月12日 18:08 ]

明治安田生命J1第4節   C大阪2―1鳥栖 ( 2023年3月12日    ヨドコウ )

<C大阪・鳥栖>前半、ゴールを決め、雄叫びを上げる香川(左)(撮影・山口 和洋)
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 ベルギー1部シントトロイデンから12年半ぶりに古巣に復帰したC大阪の元日本代表MF香川真司(33)が12日、鳥栖戦に先発出場。前半38分に復帰後初得点を左足で挙げ、前半アディショナルタイムにゴールを決めた10年5月15日の神戸戦(長居)以来、4684日ぶりにJリーグでの先発出場と得点をマークした。

 敵陣ゴール前でMF毎熊晟矢がパスカットすると、FW加藤陸次樹につなぎ、右サイドから中央にクロスを上げ、香川がボレー。ゴール右に突き刺さった。試合はこの先制ゴールが決勝点となり、2―1でC大阪が勝利。今季リーグ戦初白星の立役者となった。

 以下は試合後の香川との一問一答。

(4684日ぶりのゴールと今季リーグ戦初勝利)
やっぱり先制点の持つ意味、そして僕たちのホームという意味含めて非常に大きかったですしそれが勝利につながったのが何よりです。

(喜び爆発というよりもいい流れで点取れたということが大きかったか)
そうですね、やっぱり先制点獲りたかったですし、それが前半のうちに取れたことは後半にもつながった。うまくゲームコントロールするって意味で非常にキーだったかなと思います。

(加藤のパスは想定していた?)
そうですねうまく陸次樹が逆に見てたなと。落ち着いてパスを出してくれたので。いい崩しだった。

(ビルドアップでも後ろに下りて中継に入ることでスムーズになった印象)
ゲームをどうコントロールするか、そういう意味でビルドアップの向上を含めて選手の立ち位置、もっともっとクオリティーを上げていかなきゃいけないし、今日はもう相手が3バックだった分、うまくビルドアップはある程度やれるだろうというのは想定したんですけど。もっともっとでも質を上げていかなきゃいけないと思うし、それは個人的にもそうなんですけど。ただ今日一ついい距離感、ポジショニング含めてそういうシーンはあったので、それをもっともっと、ミスなくみんながいいポジション取りを常に心がけるようにやっていければもっといい結果になっていくだろうし、ただパスをつなぐだけがサッカーじゃないので、そこのバランスもうまくチームとして取りながらやっていきたい。

(組み立てもしながらフィニッシュにも絡んでいた。インサイドハーフとしての仕事を果たせた?)
間違いなくそうですし、いかにゲームを落ち着かせたり組み立てるかというのは、このチームに僕がもたらせられるものだと思うし、そこの連係と意思疎通含めて、やっていきたいし、やればやるだけ理解してやれる選手がたくさんいるんで、きっとそれがまたもっといい選手になるだろうし、そういうところの優位性を保てればもっとチームとしてレベルアップする。

(鈴木、奧埜と組んだ)
そうですね今日は徳真、俺と奧埜と、誰かが出たら誰かが落ちたり、それはしゃべらなくてもうまく見てお互いを。いい距離感で、全てじゃないですけどやれてたところがあったので、そういうところのお互いを見るっていう意識はね、やっぱり強いチームになるには自分だけじゃなくて、いかに味方を生かすかというところの動きの質、ボールの回し方、そういうところを求めていかないと、やっぱ自分だけっていう考えでやっちゃうと勝てない。それをやれる選手たちですし、それはもっと連係してやっていければいい中盤になってくる。

(体勢を崩しながらの難しいシュートだった。ワンバウンドは意図的?)
抑えるようなイメージはしていました。(イメージ通り?)そうですね。

(4試合目でゴールという結果)
それはやっぱり結果出るに越したことはないし、ただね、やっぱり周りのファン、サポーターは当然だと思ってると思うんで。みんなからの期待は感じるし、その結果を出すためには地道なハードワークが必要になってくると思うし、この1点で浮かれることなく、もっといいパフォーマンスを示し続けたい。ただ、それは僕自身だけでできるもんじゃない。うまくチームメ-トと一緒になって頑張っていきたいと思います。

(33歳最後の試合で結果)
どうでもいいですねそれは(笑顔)。年齢はあまり関係ないですから。自分が成長したいという意欲があるので、いいパフォーマンスを見せられるようにしたい。

(小菊昭雄監督とは会話を交わした?)
試合後は軽く、はい。それは監督との間なので(笑い)。また!

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2023年3月12日のニュース