福岡　輪湖直樹氏引退セレモニー「最高のサッカー人生だった」

引退セレモニーで胴上げされる輪湖氏
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　昨シーズン限りで15年の現役生活に別れを告げた輪湖直樹氏（33）の引退セレモニーが4日、福岡対柏戦後のベスト電器スタジアムで行われた。

　輪湖氏は左サイドバックを主戦場に甲府、徳島、水戸、柏、福岡で活躍。福岡では18年から昨年までの5年間プレーした。
　
　15年にわたるサッカー人生を振り返り「長かったようであっという間だった」と感想。「今の気持ちはサッカーをやりきった充実感でいっぱい」と話し「きょう試合を見てもプレーをしたいと思わなかったので安心した」と笑わせた。

　恩師である吉田達磨氏らからのメッセージに目を細め「どこを切り取ってもかけがえのない素晴らしい時間。最高のサッカー人生だった」と感謝。「これからの人生も自分らしく挑戦していきます」と話し、昨年までのチームメートである福岡の選手たちに笑顔で胴上げされた。