“ネクスト三笘”FC東京FW俵積田がプロデビュー　「緊張の上を行っていた」もドリブルで2人を交わす

明治安田生命J1リーグ第2節第3日   FC東京1―1柏 （ 2023年2月26日    三協フロンテアスタジアム柏 ）

＜柏・FC東京＞後半、ドリブルするFC東京・俵積田（右から2人目）（撮影・西海健太郎）
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　“ネクスト三笘”の呼び声高いFC東京のFW俵積田晃太（18、たわらつみだ）が、26日のアウェー柏戦で待望のプロデビューを飾った。1―1の後半35分にMF塚川孝輝（28）に代わってピッチに入り、左FWでプレー。「緊張どころではなく、緊張の上を行っていた」と振り返ったが、終了間際に自陣で得意のドリブルで2人を交わすなど才能の片りんを見せた。

　今季ユースから昇格したばかりの期待のドリブラーで、2―0で勝利した18日の浦和との開幕戦でもベンチ入り。出番はなかったが、この日は仲川、安部らが体調不良で欠場となったこともあり、短い時間ながらデビューを果たした。

　この日は両親も応援にかけつけていたようで、「まずはデビューして恩返しができた」と笑顔。「感触は“やれるな”と思ったので、次出られたら、ドリブルでどんどん仕掛けていきたい。まずは1ゴール1アシストを目指して、地道に積み上げていきたい」と抱負を語った。