横浜・水沼　30年前の父再現だ!節目の一戦で勝利貢献必ず「重圧はない。凄く楽しみ」

チームのエンブレムをバックに記者の質問に答える横浜・水沼（撮影・木村　揚輔）　
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　横浜は16日、川崎Fとの開幕戦に向けて神奈川県横須賀市内で練習の一部を公開。父・貴史氏が93年のJリーグ開幕戦で横浜Mの一員としてV川崎（現J2東京V）戦でピッチに立っているMF水沼は「Jリーグ30周年というのは、長い歴史で数々の選手が築き上げたプロサッカーリーグ。30年たった今、自分がサッカー選手としてピッチに立てるのは凄く幸せなこと」と感慨深げに話した。

　連覇を狙う横浜と昨季2位で2季ぶりの優勝を狙う川崎Fとの注目の一戦。それでも「重圧は感じていない。凄く楽しみ」と気負いなく話す。その上で「Jリーグを盛り上げる意味でも自分たちのサッカーをすることがこれからの未来にもつながる」と父と2世代にわたってJリーグ人気を高めるために貢献していきたい考えだ。

　貴史氏はV川崎との開幕戦で、1―1の後半14分にシュートを放ち、そのこぼれ球でディアスが決勝点を決めた。当時3歳でスタンド観戦していた水沼が、節目の一戦で父と同じくチームを勝利に導く働きを見せる。