レアル　主力不在も4発快勝で5度目V王手　決勝はアルヒラルと

ゴールを決めて喜ぶレアル・マドリードのロドリゴ（上）ら（AP）
Photo By ＡＰ

　クラブW杯準化粧は8日にモロッコのラバトで準決勝の1試合が行われ、欧州王者のレアル・マドリード（スペイン）がアフリカ代表のアルアハリ（エジプト）を4―1で下して決勝に進出した。大会最多を更新する5度目の優勝を懸け、11日（日本時間12日）にアジア代表のアルヒラル（サウジアラビア）と対戦する。

　Rマドリードは負傷でエースのベンゼマやGKクルトワが不在でも相手との力の差は明らかだった。前半42分に相手のミスを突いてビニシウスが均衡を破り、後半開始直後にバルベルデが追加点。PKで1点を返されたものの終了間際に2点を加えて勝負を決めた。決勝は格下のアルヒラルと対戦となるが、アンチェロッティ監督は「この大会は南米と欧州による決勝になることが多かったが、サッカー界は変わってきた。彼らに敬意を示さないといけない」と気を引き締めた。