浦和・西川周作がGKにはまった漫画のような展開「その喜びで続けている」

浦和・西川周作
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　浦和レッズで2014年から守護神として君臨するGK西川周作（36）が10日、元日本代表の鈴木啓太氏（41）の公式YouTube番組に出演。GKの魅力に取りつかれた漫画のような思い出を明かした。

　三浦知良に憧れて小3でサッカーを始め、最初は右サイドバックだったが、小4でGKに転向。自称「動けるデブ」だったという西川は、「お前は一回り大きいからキーパーやってみろ」と強制的にやらされた。

　当初は嫌で仕方なかったが、小5の大分県大会で1回戦以外はすべてPK戦で勝ち上がり、決勝戦もPK戦で止めてヒーローになった「その喜びでずっとキーパーを続けている」と明かした。

　大分トリニータユース出身で高校時代にトップチームデビューするなどエリートに思われるが、中学時代の所属チームは弱小。大分のジュニアユースに0―8で敗れたが、「どうしたら勝てるか」と試行錯誤を重ね、最後の試合で初めて勝利。その後、大分ユースからスカウトが来て、ようやく本格的なサッカー人生が始まったという意外な苦労人だ。