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川崎FのV奪回切り札はドローン 上から戦術分析「動きが修正しやすい」

[ 2023年2月3日 04:38 ]

ドローン操作する川崎Fの二階堂悠コーチ 
Photo By スポニチ

 王座奪回を目指す川崎Fが、今季からドローンの使用を開始した。空撮による解析で戦術やシステムの分析に生かすことが狙い。オフに20時間の講習を受け、操作法を習得した分析担当の二階堂コーチは「映像が奇麗で、横からの映像より動きが修正しやすい」と効果を口にした。

 海外でも欧州を中心に有力クラブが導入しており、日本代表も1次リーグでドイツ、スペインを破ったW杯カタール大会で使用。JリーグでもC大阪などが使用を開始するなど、トレンドになりつつある。川崎Fでは携帯アプリを使用して、映像を全選手に共有。今後は全体ミーティングでも活用する予定だ。

 チームは今季からプレミアの名門マンチェスターCを手本にした、選手がポジショニングを変えていく“可変システム”も導入。新戦術の鍵を握る日本代表DF山根は「横の映像より(上空からの映像は)攻撃のイメージが湧きやすい」と、V奪回の“切り札”を歓迎した。

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2023年2月3日のニュース