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Rソシエダード・久保 股抜きからの突破弾 ダービーでMOM「全部が思い通りにいった」

[ 2023年1月16日 04:00 ]

スペイン1部   レアル・ソシエダード3―1ビルバオ ( 2023年1月15日    スペイン・サンセバスチャン )

<Rソシエダード・ビルバオ>前半、チーム2点目のゴールを決めるRソシエダード・久保
Photo By 共同

 レアル・ソシエダードのMF久保建英(21)はビルバオとのダービーマッチで今季3点目のゴールに加えてPKも奪取。3―1で公式戦7連勝に貢献した。

 久保が“大一番”で圧巻の一発を決めた。自身初の、同じバスク州を本拠とするビルバオとのダービー。2トップの一角で先発すると、1―0の前半37分だった。MFシルバの縦パスに鋭く反応し、最初のタッチで寄せてきたDFを見事な股抜き。GKと1対1となり、最後は左足でニアに冷静に沈めた。

 「最初から股を狙うつもりで、全部が思い通りにいった。左利きは通常ファーを狙うけど、ニアに打って、GKを欺くこともできた」

 自身も納得の新年1号は、昨年10月2日のジローナ戦以来となる今季3点目。宿敵相手に貴重な追加点を決め、思わずユニホームを脱ぎ喜びを爆発させた。これにより警告を受けたが、最終的に試合は3―1で勝利。殊勲の背番号14は「その後は激しくプレーできなかったのが反省点だが、大目に見てほしい」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。

 2―1の後半17分には相手のミスに反応し、ペナルティーエリア内で後方から倒されPKを獲得。相手は一発退場となり、獲得したPKをオヤルサバルが決めて勝負あり。久保は2得点に絡みマン・オブ・ザ・マッチに選出され、「久保の魔法」と報じたマルカ紙からは、チーム単独トップの3点満点を与えられた。

 チームはこれで公式戦7連勝。1試合消化が多いとはいえ、2位のRマドリードとの勝ち点差を3に縮め、久保は「自分たちの好調さを示すことができた」と胸を張った。

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