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J史上最年少監督率いる奈良クラブが始動 フリアン監督「自分は若いが経験は積んでいる」

[ 2023年1月16日 16:36 ]

奈良クラブ・フリアン監督
Photo By スポニチ

 J初年度を迎えるJ3奈良クラブが16日、始動した。奈良県生駒郡三郷町に建設中のクラブの新拠点「ナラディーア」のグラウンドで約70分間のトレーニング。3月4日か5日にホーム・松本山雅戦で開幕を迎える。

 指揮を執るのは、スペイン人のフリアン・マリン・バサロ監督(33)。21年から同クラブを率いて今季で3年目となるが、松本戦でタクトを振るえば33歳8カ月19日(もしくは20日)で、シュタルフ悠紀リヒャルト監督(当時J3YS横浜)が持つ34歳7カ月6日を超えるJ史上最年少監督デビューになる。10代から指導者の勉強を始めたフリアン監督は「世界的に若い指導者が多くなっている。プロ選手としての経験がない分、知識の蓄えや伝え方が大事になっている。その点、自分は若いが経験は積んでいる」と自信。リーグ開幕を心待ちにした。

 クラブとしての現実的な目標はJ3残留。ただ指揮官は「形を問わずに残留するのではなく、奈良クラブの戦い方で残るということが大事」と仕込んできたポゼッションサッカーを貫く決意だ。J2昇格を目指す戦いが始まった。

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2023年1月16日のニュース