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風間八宏氏 代表監督に必要なこと問われ「監督が、というよりも…」 26年W杯へ「無意識の天才を」

[ 2022年12月11日 13:03 ]

風間八宏氏
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 川崎Fや名古屋などを指揮し、現在はC大阪スポーツクラブ技術委員長の風間八宏氏(61)が10日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に生出演。サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会を振り返り、日本サッカー界の今後について語った。

 代表監督に必要なことを問われ、「監督が、というよりも、何をどう目標に置き換えるかだと思う。もっと明確なものを。例えば今回、ベスト8に行くためにはあの得点力でいいのかとか。そういうことも全部定めて、こういうチームを作りたいんだっていうのをまず決める方が持たなきゃいけない。それから監督選考、選手選考になってくると思う。監督の資質とかで選ぶだけじゃなく、そのたびに必要な人材を選んでいくという形にすればもっといいと思うし、森保監督ももっと早く違う成果が出たかもしれない。それはみんなでやらなきゃいけないことだと思う」と監督選考、選手選考に至るまでのシステム整備が重要だと指摘。

 現在、選手育成や指導者育成に携わる立場から4年後の2026年W杯へ向けたポイントとして「選手たちのいる土壌を、指導者をいろんなものが見える状態にしてやっていかなきゃいけない。12歳だったら、すでにプロになるまで5年しかないんですね。小さい時からいろんなことをさせて、認識させて、無意識に変えていく。そのくらい徹底していかないと。時間はそんなにない」とし、「だから僕らも時間を無駄にしないように、指導者の目をどんどん磨いて、いろんな所でアプローチできるようにしていく。その仕組みと指導者の質、そこを上げていかないと。日本代表は代表だけで作ってるわけじゃなく、みんなで本気になって作らないとできない。無意識の天才を見たい」と見据えた。

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2022年12月11日のニュース