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風間八宏氏 26年W杯予想!出場枠増、レギュレーション変更 日本の悲願「ベスト8以上」果たすには…

[ 2022年12月11日 13:00 ]

風間八宏氏
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 川崎Fや名古屋などを指揮し、現在はC大阪スポーツクラブ技術委員長の風間八宏氏(61)が10日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に生出演。サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会を振り返り、日本サッカー界の今後について語った。

 次回2026年W杯は、米国・メキシコ・カナダによる史上初3カ国共同開催。出場枠が32から48に増える。メリット、デメリットについて「やってみなきゃわかりませんが、今の日本の目標はベスト8以上。今回もそうですけど、ベスト8ってどうすればいいのかなって具体的なイメージがわかなかったけれど、これからは優勝するまでとしたら決勝トーナメントは5連勝しなきゃいけない。グループリーグは2勝1敗くらい(で勝ち抜ける想定)だとして、1敗と1分け以外の失敗ができない。それを考えると、日本が考えなきゃいけないのはそういうチームを作るっていうこと。もっと具体的に、練習が一緒にできないなら違う仕組みをやるとか、いろんなことを考えなきゃいけない」と述べた。

 出場枠増加に伴い、レギュレーションも変わる。グループリーグは各グループ3チームで構成し、計16グループのリーグ戦で各チームが2試合ずつ行う。各グループの上位2チームで計32チームが決勝トーナメントに進む。「決勝トーナメントで(決勝まで)5試合。その中でどんな準備もするか。グループリーグもどんな組になるかわからない。4年後には、ベスト8とか言わず5連勝を目指してほしいと思いますね」。

 また、身長が高い外国人選手とのセットプレーで競り負けてしまうことについて「極論はセットプレーを与えなきゃいいんです。ずっと攻めてればいい。それくらいの発想でいいと思います。もちろんそれが現実的かどうかわからないけど、そのくらい日本も特徴をね。今の受けるが前提になっているから、こっちを相手に押し付けるというようになってほしい」と柔軟な発想で、日本のスタイルを前面に押し出す強さを求めた。

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2022年12月11日のニュース