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スペイン女子代表15選手が代表監督解任を要求 認められなければ招集拒否を宣言

[ 2022年9月23日 12:33 ]

スペインのホルヘ・ビルダ代表監督(AP)
Photo By AP

 サッカーのスペイン女子代表選手15人が同国サッカー連盟にホルヘ・ビルダ代表監督の解任を求めた。同連盟が22日に明かした。各選手は個別に電子メールで要求を伝え、受け入れられない場合は代表招集を辞退する意向を示しているという。

 地元メディアによれば、選手側は15年から指揮を執るビルダ監督のチーム運営や負傷者への対応、選手の招集や練習法などに関して不満を訴えているという。連盟は「代表監督やスタッフの進退に関する判断は選手のものではない」と要求に従うことを拒否。代表招集を拒否した場合に関しては処分は科さない方針というが、当該選手が過ちを認めて謝罪しなければ、二度と代表には招集しないとの方針を示している。

 連盟側は15選手の氏名は明らかにしていないが、21年女子バロンドールを受賞したバルセロナのMFプテリャスは含まれていないと地元メディアは報じている。

 スペインの女子サッカーはFIFAランキングで8位ながら近年急成長。女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナが20~21年シーズンに初優勝し、翌21~22年も準優勝した。また、ウォルフスブルク(ドイツ)との21~22年CL準決勝第2戦では本拠カンプノウに9万1648人を集め、女子サッカーの観客動員世界最多記録を更新した。

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2022年9月23日のニュース