福岡　ホームで3点リード許すもフアンマ執念の2発　ルヴァン杯準決勝第1戦

ルヴァン杯準決勝第1戦   福岡2―3広島 （ 2022年9月21日    ベスト電器スタジアム ）

＜福岡・広島＞広島に敗れ肩をおとすアビスパイレブン（撮影・岡田　丈靖）
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　クラブ初のルヴァン杯ベスト4入りを決めた福岡がホームで行われた準決勝第1戦で広島に2―3で敗れた。

　17日に行われたリーグ戦では残留を争う清水に勝利し9試合ぶりの白星。今季初の逆転勝ちで14位に浮上し降格圏から脱した勢いを持って挑むこの日のゲームで長谷部茂利監督は先発メンバーを8人変更した。リーグ戦3位で今季2敗を喫している強敵・広島を「攻守にバランスもいいし選手たちも躍動している。付け入る隙がないといえるくらいいいチーム」と警戒。「簡単ではないがアウェーゴールを獲られないで勝つことが一番。相手の時間帯が長いと思うがそこを耐えてしのんで失点をしないことが大事」と話していた。
　
　立ち上がりから広島の時間帯が続く中、持ち味の堅守で粘り強く耐えていたが前半22分にアウェーゴールとなる先制点を許した。

　1点を追う後半は同4分にセットプレーから2点目、同10分には3点目を奪われリードを広げられた。それでも同12分に、MF前、FWルキアンらリーグ戦の主力を投入すると反撃。同27分にはルキアンのドリブル突破からフアンマがゴールを決めた。

　終盤はゲームの主導権を握り試合終了間際の同49分にはフアンマが執念の2ゴール目。1点差に迫るも反撃はここまでだったが、次戦25日の2戦目に弾みを付ける終盤の反撃をみせた。