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京都・チョウ貴裁監督「上積みできるメンバーがピッチに立つべき」7日に天皇杯準々決勝J2東京戦

[ 2022年9月5日 16:03 ]

天皇杯準々決勝へ向けて準備する京都MFアラン・カリウス(真ん中)(C)KYOTO.P.S.
Photo By 提供写真

 天皇杯準々決勝J2東京V戦(7日・味スタ)を控える京都は5日、城陽市内で練習を行った。勝てば準優勝した11年度大会以来11年ぶりのベスト4進出。今夏加入したMFアラン・カリウスとFWパウリーニョの両ブラジル人が移籍後初出場する可能性はあるが、チョウ貴裁(チョウキジェ)監督は大幅なメンバー変更には消極的な姿勢を示した。

 「シーズン最初のルヴァン杯や天皇杯はチームとして色んなメンバーを試してやってきた。でもシーズンも終盤。チャンスを与えるというよりは、この試合に勝ってリーグ戦や天皇杯につながる、上積みができるメンバーがピッチに立つべきだと思っている」

 2―0で勝利したリーグ神戸戦(3日)から中3日。東京V戦後も中2日でリーグ鹿島戦(10日)の過密日程が待ち受ける。J1では13位に浮上したとはいえ、J2降格圏17位・神戸とは残り8試合で勝ち点5差。決して安心できる状況ではないが、天皇杯に勝利することでリーグ戦残り試合への勢いを加速させたい構えだ。

 11年前を知るFW宮吉拓実は「決勝戦で負けた悔しさは覚えている。天皇杯という大会で王者になりたい気持ちは強い」と言葉に力を込める。全力でJ1残留と天皇杯タイトルを目指していく。

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2022年9月5日のニュース