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フライブルク・堂安 22季ぶり首位浮上に導くV弾「イメージはしていた」

[ 2022年9月5日 04:00 ]

ドイツ1部   フライブルク3―2レーバークーゼン ( 2022年9月3日 )

<レーバークーゼン・フライブルク>後半、ゴールを決めチームメートから祝福されるフライブルクの堂安(中央)
Photo By 共同

 堂安律(24)がフライブルクを22季ぶりの首位浮上に導いた。2―2の後半27分に右CKを味方が頭でつなぎ、ファーサイドに流れたボールを相手と競り合いながら左足で押し込んだ。

 「イメージはしていた。CKから得点を取ることはあまりないけど、ゴールはゴール。いい得点ができた」

 チームが3バックに布陣を変更した影響もあって開幕5戦目で初の先発落ち。「少し気持ちの切り替えは必要だった」。しかし、1点を追う後半から出番を得ると「負けていて入る状況の方がオフェンシブな選手はメンタルが維持しやすい」と積極的にボールに絡んだ。2―1の後半20分にはマークした相手にクロスを上げられて同点に追いつかれたが、開幕戦以来となる今季2点目の値千金弾でチームの3連勝に大きく貢献。1部3位が過去最高のフライブルクの首位浮上は00~01年シーズン以来となった。

 8日には欧州リーグが開幕。「連戦が始まるので、これだけで満足せずにしっかり準備したい」。国内リーグと異なる相手との戦いで経験値を高め、先発でも控えでも結果を出す。

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