磐田が執念のドロー　吉長がJ1発ゴール「積極的にシュートを打つことが大事だと気づけた」

明治安田生命J1第28節   磐田2―2柏 （ 2022年9月3日    エコパ ）

前半33分、シュートを放つ杉本
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　最下位に沈む磐田は2点差を追いついた。

　前半23分に左サイドをワンツーで突破され先制を許すと、前半終了間際にも追加点を献上した。それでも、途中出場の攻撃陣が躍動し、敗戦の危機を救った。後半28分、ペナルティーアーク付近からプロ3年目のFW吉長真優（20）がJ1初ゴールとなる右足ボレーを叩き込むと、同32分にはFWファビアン・ゴンザレス（29）が相手GKとの1対1を冷静に制した。複数得点は6月18日の鳥栖戦以来10試合ぶり。後半19分からピッチに立ち、結果を残した吉長は「積極的にシュートを打つことが大事だと改めて気づけた。これからもどんどんシュートを打ちたい」とうなずいた。

　15位福岡、16位G大阪とは勝ち点5差、17位神戸とは勝ち点2差と苦しい状況は続く。それでも、約2ケ月半ぶりの複数得点という光を頼りにJ1残留へ挑戦し続ける。