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守備放棄しゴール献上の福岡は敗戦 7戦勝ちなし

[ 2022年9月3日 21:41 ]

明治安田生命J1第28節   福岡2―3名古屋 ( 2022年9月3日    ベススタ )

福岡の長谷部監督
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 福岡はホームで名古屋と対戦し、2―3で敗れた。順位は15位に後退。16位のG大阪とは勝ち点は同じ28。7戦勝ちなしと苦しい戦いが続く。

 福岡は前半2分にGKとDFが交錯してフリーになったところから先制点を献上。このプレーで負傷したGK永石が同じ6分に交代するアクシデントが起こった。

 福岡は前半21分にはクルークスが同点ゴールを決めた。ただ直前のプレーで福岡の選手が負傷し、名古屋の選手がボールを外に出していた。福岡のDF前嶋がスローインで名古屋のGKに返そうとしたボールを福岡のルキアンがカット。素早く右サイドからクロスを挙げて同点ゴールが生まれた。

 “紳士協定違反”と言えるプレーに名古屋側は猛抗議。両監督同士が話し合う姿が映し出された。福岡の長谷部監督は名古屋に無条件で1点を与えることを指示。キックオフ後に福岡の選手は守備を放棄して2点目を献上。前半にさらに追加点を奪われた。

 福岡は後半に反撃。後半12分に右サイドからのクロスにJ2水戸から移籍してきた平塚がJ1初ゴール。後半22分にはDF宮が一発退場で一人少なくなった。数的不利でも優位に攻め続けたがゴールが奪えなかった。

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