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川崎F 湘南に逆転負けで首位から3位に転落 鬼木監督「自分が反省しなくてはいけないゲーム」

[ 2022年9月3日 21:35 ]

明治安田生命J1リーグ第28節   川崎F1─2湘南 ( 2022年9月3日    レモンS )

 湘南に逆転負けし、肩を落とす谷口(中央左)ら川崎イレブン=レモンS
Photo By 共同

 川崎Fは湘南に1―2で敗れて首位から3位に転落した。前半20分にCKからFW知念が頭で先制も、後半8分にPKから失点すると、後半アディショナルタイムに2失点目を喫して逆転負け。下位相手に今季初の5連勝を逃した。

 ようやくたどり着いた首位から陥落する、痛恨の黒星だった。1―0の後半8分、ペナルティーエリア内でスルーパスに抜けだした湘南FW町野をDFジェジエウが倒し、PKを献上。町野に左ネットを揺らされ、試合は振り出しに戻った。そして後半アディショナルタイムに失点。0―4で敗れた前半戦に続いて再び大苦戦した。

 先制点は右CKから生まれた。MF脇坂のクロスをDF谷口がヘディング。ボールはFW知念の頭に当たり、左に吸い込まれた。8月20日の福岡戦から4試合連続セットプレーから得点となった。湘南のハイプレスや素早い攻守の切り替えに手を焼きながらも落ち着いてボールを保持しながら好機をものにしたが、その後は相手に決定機の嵐。追加点を奪う機会をつくれなかった。

 鬼木監督は「立ち上がりから難しい時間を過ごした。前半リードすることができたので何とかもう1点取って勝ちにつなげたかったが、なかなか思うような展開に持って行けなかった」と総括。「自分が反省しなくてはいけないゲーム。選手は連戦できつい中でもファイトしてくれた」と選手をかばい、「もう1回そこ(自分たちのサッカー)は突き詰めていきたい」と話した。

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