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Jリーグアジアチャレンジ 3年ぶり復活、川崎Fと札幌が参加 11月中旬タイで開催

[ 2022年8月12日 05:00 ]

Jリーグアジアチャレンジに参加が予定されている(左から)札幌・スパチョーク、ブリラム・石井監督、BGパトゥム・手倉森監督、川崎F・チャナティップ
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 Jリーグが11月中旬にタイで4クラブを集めた大会「Jリーグアジアチャレンジ」を実施することが11日、複数の関係者への取材で分かった。日本からは川崎Fと札幌、タイからは昨季リーグ王者のブリラム、同2位のBGパトゥムが参加。川崎F―BGパトゥム、札幌―ブリラム、川崎F―札幌が予定されているという。

 同大会はJリーグのアジア戦略の一環で、17年から3年間にわたりオフシーズンの1月に実施された。タイ開催の17年は鹿島と横浜、インドネシア開催の18年はFC東京、タイ開催の19年は広島と札幌が参加。以後は新型コロナ下で中断していたが、再開に至った。

 ブリラムは16年に鹿島をJ1制覇とクラブW杯2位に導いた石井正忠氏(55)が、BGパトゥムは16年リオデジャネイロ五輪日本代表監督の手倉森誠氏(54)が率いる。タイでJリーグは抜群の人気を誇る上、川崎Fの「タイのメッシ」ことMFチャナティップ(28)、札幌の「タイの至宝」と呼ばれるMFスパチョーク(24)のタイ代表スター2人の“帰還”は話題性も十分。有観客の興行としても成功が見込めるという。

 手倉森監督率いるBGパトゥムは2年連続でACL決勝トーナメントに進出。タイ勢はACLの舞台でも着実に力を付けてきており、Jクラブにとっては強化の場としても有益となる。W杯カタール大会開催により例年より長いオフ期間を有効利用するレベルアップの場が用意された。

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2022年8月12日のニュース