スペイン1部12日開幕　ソシエダ久保は14日初陣、W杯前に波乗る「早いうちから2、3点」

スペイン1部
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　スペイン1部リーグは12日（日本時間13日）に開幕する。今季レアル・マドリードから完全移籍でレアル・ソシエダードに加入した日本代表MF久保建英（21）はスペインでの4季目に臨む。

　久保は地元紙のインタビューで新天地について「自分のプレースタイルに最も合ったチームだ。若い選手が多く、溶け込むのは難しくない」と語った。昨季期限付き移籍でプレーしたマジョルカでは28試合1得点にとどまったが、昨季6位の強豪Rソシエダードは攻撃的なスタイルのため持ち前の正確な技術が生きる。

　初戦は14日（同15日）のカディス戦。W杯カタール大会に向けても序盤の活躍は重要になる。久保は「W杯前に波に乗って、早いうちから2点、3点と取れるシーズンにしたい」と“開幕ダッシュ”を狙っている。

　《積極補強も選手登録が…》バルセロナは4季ぶりの王座奪還に向け積極補強に動いた。将来の放映権、関連会社を売却し資金を調達したものの、依然として財政問題に直面。昨年FWメッシ退団の原因となった、チーム年俸総額を制限するサラリーキャップをクリアできていないため、リーグから新加入選手の登録が認められていない。現地メディアでは新加入のケシエとクリステンセンが開幕まで選手登録できない場合は退団する可能性が浮上している。

　《レアル連覇へ充実布陣》スペイン1部はRマドリードが充実の布陣で連覇を狙う。目玉の補強候補だったエムバペは逃したが、MFチュアメニやDFリュディガーらをピンポイントで補強。昨季2位バルセロナも急成長する若手に攻撃的なレバンドフスキやラフィーニャ、DFクンデらをバランス良く加え、シャビ監督は真価を問われる。久保が加入したRソシエダードはAマドリードやセビリアなど上位の常連チームと争って昨季6位からどこまで順位を上げられるか。