広島が横浜連破でルヴァン杯7年ぶり4強　主力の連続起用にスキッベ監督「変える理由がない」

ルヴァン杯準々決勝第2戦   広島2―1横浜 （ 2022年8月10日    ニッパツ ）

広島・ベンカリファ
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　広島がアウェーで横浜を破り、合計スコア5―2で7年ぶり4強に進出した。ホームでの第1戦の3―1に続く快勝に、スキッベ監督は「2戦目も勝って次に進もうという目標を達成できてうれしく思う」と喜んだ。

　前半8分にFWベンカリファが前線で相手DFの見せた一瞬のスキを逃さず、ボールを奪いそのままゴール。「センターバックが持ったところを狙おうと森島と話していた。うまくはまった」と満足げに振り返った。同14分に相手が1人退場して10人に。同点とされた同37分にはDF佐々木のスルーパスからMF柏が左サイドを突破し、GKを引きつけてラストパス。MF野上が押し込んで再び勝ち越し、前半の時点で準決勝進出をほぼ手中に収めた。

　6日のリーグ戦鹿島戦から右サイドの藤井が野上に代わったのみで、10人が連続で先発出場。3日の第1戦もほぼ同じメンバーだった。先発10人を入れ替えた横浜とは対照的な選手起用で、リーグ戦で首位に立つ相手を圧倒。指揮官は「その時にベストの選手がフィールドに立つ。うまく回復したのであれば、変える理由がない」と説明した。