移籍志願のC・ロナウド、チェルシー撤退で行き先がない？現地メディア報道

マンチェスターユナイテッドのC・ロナウド（ロイター）

　移籍志願が伝えられているマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（37）について、移籍先候補に浮上していたチェルシーが獲得から撤退したと、14日までにBBC放送など複数の現地メディアが報じた。

　チェルシーの新オーナー、トッド・ベーリー氏がC・ロナウドの獲得を希望していたが、トーマス・トゥヘル監督が補強を拒み、チームとして獲得しないと最終決断を下したという。13日にイングランド代表FWラヒーム・スターリング（27）をマンチェスター・シティーから獲得しており、指揮官は「今はディフェンスの強化に集中している」と語った。

　C・ロナウドに関しては、フランス1部パリ・サンジェルマンが獲得に動かないと12日に報じられたばかり。英紙サンは「C・ロナウドは今夏にマンチェスターUを退団すると決意したが、行くところがない」と報じており、このままクラブに残留する可能性が高まってきた。

　また、サウジアラビアのクラブから年俸約173億円とされる2年契約の巨額オファーを受けたが、こちらは欧州チャンピオンズリーグ出場を希望しているC・ロナウドが断ったという。