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清水 リカルド監督初陣で今季ホーム初勝利「選手のハードワークが素晴らしかった」

[ 2022年6月18日 20:45 ]

明治安田生命J1第17節   清水3―1福岡 ( 2022年6月18日    アイスタ )

MF宮本(左から4番目)に指示を出すリカルド監督(左から2番目)
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 新体制となった清水は福岡に3―1で快勝した。ゼ・リカルド監督(51)の初采配で、MF西沢健太(25)が先制弾を含む1ゴール1アシストの活躍で連敗を3でストップし、リーグ戦で今季ホーム初勝利を飾った。

 新体制での船出は、明るいものとなった。新指揮官から注入された攻撃的なサッカーが立ち上がりから発揮。縦に速い攻撃を仕掛け、前半7分、MF神谷がゴール左から中央へ折り返す。サイドから中央へ走り込んできたMF西沢が「落ち着いてできた」と左足で合わせ、今季初ゴールとなる先制弾を決めた。

 先制でつかんだ流れのまま積極的に攻撃を仕掛ける。FWサンタナが最前線でボールを受け攻め込む回数が増える。前半41分、MF西沢が「サンタナと目が合った」と、右サイドからクロスにFWサンタナが頭で合わせ、今季4点目となる追加点を奪った。

 守備での福岡対策も奏功。得意のサイド攻撃を封じ、2―0で前半を折り返す。後半、選手交代をしながら守るが、同35分、自陣へ持ち込んだ相手FWルキアンを囲んで抑え込むが、こぼれ球を決められ1点差。

 しかし、新体制となった清水は違った。リカルド監督の選手采配もピタリ。後半40分、途中出場のコソボ代表・MFコロリが右足で決めて今季3点目で福岡を突き放した。

 J1初采配初勝利を飾ったリカルド監督は「この順位を抜け出さないといけないので、勝つことができ、そういう意味でも非常によかったし、いい内容の試合ができた。選手たちが自信をつけて次に迎えると思うのでよかった。選手の献身性に感謝している。短い準備期間だったが、選手のハードワークが素晴らしかった」と、試合後満足げに語った。念願の勝ち点3を得て、新体制の後半戦巻き返しに好スタートを切った。

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2022年6月18日のニュース