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福岡 リーグ戦今季最多の3失点で敗れる

[ 2022年6月18日 23:13 ]

J1明治安田生命17節   福岡1―3清水 ( 2022年6月18日    アイスタ )

清水に敗れ肩を落とす福岡イレブン
Photo By 共同

 福岡がアウェーで清水と対戦。2点を追う後半35分にFW山岸の公式戦3試合連発弾で1点を返したが、リーグ戦今季最多の3失点を喫し敗戦。3週間の中断後の初戦でリーグ戦前半戦最後となる試合を勝利で飾れなかった。

 シュート数は相手の8本を上回る11本。ゲームの主導権を握り課題だった攻撃面の改善をみせながらも、相手の日本代表GK・権田の壁に屈した。

 前半7分、インターセプトから先制点を奪われた。それでも同12分、コーナーキックのチャンスでクルークスからの高速クロスに完璧に合わせた山岸が豪快なヘディングシュートを放つも、権田のビッグセーブでネットを揺らせず。同38分にもサイドの北島からのクロスにフアンマがヘディングシュートを放つ決定機を迎えたが、またしても相手守護神の好セーブに阻まれた。

 前半41分に追加点を奪われリードを2点に広げられ後半を迎えた。サイドに田中、金森を投入し攻撃にさらにギアを入れた同35分、相手DFに囲まれながらも粘ったルキアンからのパスを山岸がしっかりと決め、1点差に迫るゴール。公式戦3試合連続得点を決めたチームトップスコアラーの反撃で勢いに乗ると、同37分には再び山岸が決定的なシュートを放つもボールはゴール左にわずかに外れるなど怒濤の攻撃を展開した。

 力強く押し込みながらも同40分、逆に今季リーグ戦最多失点となるダメ押しの3点目を許し再びリードを広げられた。

 敵地で喫した悔しい今季6敗目。長谷部茂利監督は「立ち上がりは悪くなかったが、自分達で失点を招いた。1点返してこちらの流れになって追いつけるかもとなったときに3失点目を取られた」と声を絞り出した。

 

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2022年6月18日のニュース