鳥栖　前半27分までに3失点…後半反撃も今季初連勝ならず　川井監督「しっかり修正を」

明治安田生命J1第17節   磐田3―1鳥栖 （ 2022年6月18日    ヤマハスタジアム ）

　鳥栖がアウェーで磐田に敗れ、今季初の連勝を逃した。

　3週間の中断を経てのリーグ戦再開初戦。中断中はリフレッシュと攻守にわたるゴール前の質の向上に取り組み自信を持って臨んだ一戦だったが前半だけでまさかの3失点を喫した。

　先制点はコーナーキックのチャンスから、一瞬の隙を突かれた。ショートコーナーの仕掛けのミスからボールを奪われ一気に前線へボールを送られた速攻を受け先制弾を食らった。同13分、同27分にも得点を許し、前半だけで3点のビハインドを追った。

　指揮官は後半から最終ラインのジエゴを上げ左サイドの岩崎を右へ。変化を与えたことでチームが武器とするサイド攻撃が威力を増した。同8分、サイドからのパスを受けた垣田からの折り返しを宮代が冷静に流し込み1点を返し反撃を開始。前半は0だったシュートを後半は5本放つなど主導権を握り押し込み続けたが、ゴール前を固める相手の守備を最後まで崩せず下位・磐田に痛い黒星を喫した。

　川井健太監督は「結果は残念だが後半しっかり立て直して得点を取ったことは評価したい」と話し「修正して次に向けてしっかり臨む」と次戦への意気込みを口にした。