マネ弾でリバプール3季ぶり決勝へ前進　クロップ監督も絶賛「彼は左でも中央でもワールドクラス」

欧州CL準決勝第1戦   リバプール2ー0ビリャレアル （ 2022年4月27日 ）

勝利したリバプールイレブン（AP）
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　リバプールは27日、ホームでビリャレアルに2―0で快勝し、優勝した18～19年シーズン以来、3季ぶりの決勝進出に前進した。南野拓実は出番がなかった。ビリャレアルは攻守に苦戦。第2戦は5月3日に行われる。

　リバプール快勝の流れを決めたのはマネだった。オウンゴールによる後半8分の先制から2分後、サラーのパスに抜け出すと、右足を伸ばして爪先でシュート。飛び出してきたGKの脇を抜きリードを2点に広げた。

　「彼は左でも中央でもワールドクラス。異なる役割をこなせる」とクロップ監督。3トップの左が主戦場だが、最近はゴールに近い位置に入り、4冠への期待が高まってきた直近の公式戦7試合で6得点と決定力を発揮している。欧州CL決勝トーナメント通算14得点は歴代2位と大一番にも強い。母国セネガルをアフリカ選手権優勝に導いた今季は堂々のバロンドール（世界最優秀選手）候補で、指揮官は「（受賞には）CLに勝たなければ」と話す。決勝を含めて残り2戦。マネがチームと個人で2冠に挑む。