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川崎F・鬼木監督「勝つことだけに集中したい」1次L突破懸け30日に広州FC戦

[ 2022年4月29日 15:05 ]

前日会見に出席した鬼木監督(左)と松井(C)川崎フロンターレ
Photo By 提供写真

 ACL1次リーグI組の川崎Fは、30日の最終節で広州FC(中国)と対戦する。1次リーグ突破のためには勝利が最低条件。29日の前日会見に出席した鬼木達監督(48)は「まず勝たないと何も生まれない。勝つことだけに集中したい」と力を込めた。

 チームは前節、蔚山(韓国)に敗れて首位から3位に転落した。最終節では現在勝ち点8の川崎Fが勝利した上で、同10で並ぶ蔚山―ジョホールDT(マレーシア)が引き分ければ得失点差で上回る川崎Fが首位通過。蔚山―ジョホールのどちらかが勝つと川崎Fは勝利しても2位となり、突破は他グループの結果次第となる。

 指揮官は蔚山戦の敗戦が「凄く大きなショックだった」としながらも、「ただ、いつもこの大会だけに関わらず、負けた後を大事に戦ってきている。自分も選手もやるべきことはしっかり分かっている」とキッパリ。前日のミーティングでも、選手は既に「しっかりとしたいい表情だった」と切り替えて前を向いていたことを明かした。

 会見には今季法大から新加入したルーキーのMF松井蓮之(22)も出席。「諦めている選手は誰ひとりとしていない。チーム全員で勝つという気持ちを持って試合に臨みたい」と話した。自身は8―0で大勝した18日の広州FC戦でプロデビュー。警告を受け、前半で退いた。

 「自分の良さを出そうとし過ぎて空回りした部分もあったんですけど、同じ経験を2度としてはいけない。その分、自分の良さは出しつつ、どんどんアグレッシブにプレーしていきたい」と気合。「どういった形でも勝利は絶対条件。自分の良さを出しつつ、チームに貢献したい」と突破への決意を込めた。
 

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2022年4月29日のニュース