J1通算1000試合目の鹿島が首位浮上　FW鈴木「長い鹿島の歴史の中で、大事な日だった」

明治安田生命J1リーグ第10節   鹿島3―0C大阪 （ 2022年4月29日    ヨドコウ桜スタジアム ）

＜C大阪・鹿島＞前半、先制ゴールを決めて喜ぶ鈴木（撮影・北條　貴史）
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　鹿島がJ1通算1000試合目を白星で飾り、首位に浮上した。

　立役者となったのはFW鈴木優磨（26）だ。前半6分、MF松村のシュートが相手GKに弾かれたところに素早く反応し、ゴールに流し込んで先制点。同14分には左サイドでボールを受けた鈴木が、逆サイドに走り込んでいたMF松村に精度の高いクロスを供給して2点目をアシストした。

　1ゴール1アシストと大活躍の鈴木は「長い鹿島の歴史の中でやっぱり大事な日だった。そういう日に勝ててうれしい」と振り返った。

　タイトルを獲るために2年半ぶりに鹿島に帰還した鈴木は続ける。「鹿島はタイトルを獲ってきたクラブ。全員がここ最近の（無冠の）結果に危機感を持っている。タイトルにつなげないとと身に染みて思っているし、そこに向けて全員でやっていきたい」とかぶとの緒を締めていた。