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横浜マスカット監督 4月8試合の過密日程も「選手たちにはチャンス。誰が出ても良い状態に」

[ 2022年4月4日 12:21 ]

横浜のマスカット監督
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 横浜のケビン・マスカット監督(48)が4日、練習後のオンライン取材に応じ、6日のアウェー広島戦に向けた意気込みなどを語った。

 ACL前最後のホームゲームとなった2日のFC東京戦では、西村、アンデルソン・ロペスのゴールで2―1で勝利。クラブの30周年記念試合に花を添えた。指揮官はその一戦を「自分たちというより、ここまで支えてくださったファン・サポーターの方々に贈る勝ち点3だったと思う」と改めて振り返り、ACLを含めた今後の7連戦へ「ご存じのように、4月は8試合あります。新たに自分たちに課された挑戦だと思っています」と位置づけた上で、「その中で良いことは、選手たちにはチャンスがあるということ。誰が出ても良い状態にしていくことが、自分たちにとっては大事かなと思っています」と話した。

 指揮官は今季ここまで、既にフィールド選手26選手中24人を起用。ケガ人やコロナ禍の影響もあったが、年齢や経験、選手の本職にこだわらない積極起用を見せている。今後の過密日程でも、ベンチワークを含めたマネジメントが勝敗の鍵を握りそうだ。

 また指揮官は2日後に迫った広島戦についても言及。相手は今季から新指揮官にドイツ人のスキッベ監督を招へいし、前線からのプレス戦術も導入している。既に映像で分析を終えた指揮官も「前からのプレスというところも、彼らはリスクを負ってやってくる。マンツーマン気味から、自分のポジションを離れて前から来るとこも見える。そういうところは彼らの強み」と指摘。それでも「しっかり彼らを尊重しますけど、まずは自分たちのサッカーをすることに集中したい」と強調し、「しっかり良い準備をして広島に乗り込んでいきたい」と連勝へ意気込みを語った。

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2022年4月4日のニュース