鹿島トップチーム3選手が新型コロナ陽性　あす11日に神戸戦

　鹿島は10日、トップチームの選手3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。また、Jリーグのガイドラインにより選手1人が濃厚接触者と判断された。

　クラブによると、同日朝までに発熱や頭痛を訴えた2選手がPCR検査で陽性と判定。同日午前の練習を急きょ中止し、チーム関係者56人を対象にPCR検査を実施したところ、新たに1選手が陽性となったという。陽性と判定された選手は適切な指導を受けて、療養している。

　あす11日のリーグ第4節神戸戦については、試合当日にスクリーニング検査を行った上で選手登録をするという。クラブは「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度感染症防止策の周知、徹底を図ってまいります」とコメントした。

　Jリーグは週2回の定期検査に加え、試合前日～開始3・5時間前までに新たな陽性者、疑いのある症状者が1人以上発生した場合、試合当日にベンチ入りする選手・スタッフを対象に抗原定性検査を実施することを定めている。