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J1福岡 押し込みながらも遠すぎるゴール… PKまで外して、昨季からついに7戦連続ドロー

[ 2022年3月7日 05:30 ]

明治安田生命J1第3節   福岡0ー0札幌 ( 2022年3月6日    ベススタ )

<福岡・札幌>前半40分、ゴールを喜び走る福岡・ルキアン(右から4人目)とハンドを手を上げアピールする札幌の選手たち
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 福岡は押し込みながらも得点を奪えず、待望の今季リーグ戦初勝利を逃した。

 前半31分、山岸がゴール前で倒されて得たPKの好機。移籍後初得点を狙うルキアンのシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、絶好の先制チャンスを逃した。

 同40分にはコーナーキック後の密集からルキアンがこぼれ球を叩きこんでゴールしたかに思えたが…。スタジアムが歓喜で包まれた中、VARで宮のハンドが認められ得点が取り消された。

 札幌対策の3バックが功を奏し、相手の攻撃を封じて主導権を握り何度もゴールに迫った。それでも勝ち点3は遠く、今季リーグ戦全3戦ドロー。昨季から実に7試合連続の引き分けとなった。

 長谷部茂利監督は「得点をするチャンスがあった中での残念な引き分け」とがっくりと肩を落とした。昨季38試合で総得点42に終わり、キャンプから攻撃面強化に取り組んできた。形はつくるもののゴール前での精度を欠いた。

 それでも指揮官は気持ちを切り替え、「0点に抑えることはできている。あとは得点。選手はいいものを見せたので折れることなく進んでいきたい」と話した。ここで立ち止まってはいられない。(村田 有子)

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2022年3月7日のニュース