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U―21日本代表の候補合宿がスタート 大岩監督は“A代表経由パリ五輪”を改めて強調

[ 2022年3月7日 22:18 ]

<U21日本代表候補トレーニングキャンプ>ランニングする選手たち(撮影・小海途 良幹)
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 U―21日本代表は7日、千葉市内で候補トレーニングキャンプをスタートさせた。昨年12月に就任した大岩剛監督(49)にとって初の代表活動となる。初日は約30分のミーティング後にリカバリー中心の約40分のメニューを消化。全26選手が参加し、ピッチでリラックスした表情をみせた。

 パリ五輪ロードを歩む大岩ジャパンとしての第一歩だ。指揮官は選手たちに代表戦士としての心構えを説いたという。「カテゴリーはU―21だが日本代表としての気持ちの持ち方だったり、世代の最前線にいるという自覚を持ちながら切磋琢磨してレベルアップしていこうと。前回も言わせてもらいましたけど、A代表経由の五輪だと。五輪経由のA代表じゃないよと話した」。そのためには練習からベースの底上げが重要になる。すでにA代表の合宿に参加しているMF鈴木唯人(20=清水)やDFチェイス・アンリ(17=尚志)の名前を挙げ、「このあいだA代表の合いろんなことを感じただろうから、それをスタンダードにして、我々もレベルアップしていこう」と言葉をかけた。

 また、ミーティングではコーチだけでなく、メディカルや事務方を含めて全スタッフを選手たちに紹介した。「選手だけでなくスタッフも全員でターゲットに向かっていくことを示したかった」。グループとしての一体感を大事にしながら、23日からUAEで行われるU―23ドバイ杯での初陣へと進んでいく。

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