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京都・チョウ監督 開幕戦を戦う浦和の印象聞かれ、余裕のジョーク「埼京線でも京浜東北でも行けますね」

[ 2022年2月17日 13:49 ]

京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都のチョウ貴裁監督(53)が17日、J1開幕・浦和戦(サンガS)へ向けたオンライン取材に応じた。自身にとっては湘南を率いた19年夏以来、クラブにとっては12年ぶりのJ1舞台。だが浦和の印象を聞かれた際には「東京駅から30分くらいで行ける場所。埼京線でも京浜東北でも行けますね」とジョークで返すなど、平常心そのものだった。

 この日早朝には欧州CLザルツブルク(オーストリア)―バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を視聴。平均年齢が若いザルツブルクが強豪に立ち向かう姿勢と自チームを重ね合わせ「勇気づけられた」という。「浦和は一つタイトルを取っている。プレー強度やコンセプトは熟成されている。そういう相手に対して紫色(京都カラー)が目立つのか、それとも白色(浦和の敵地カラー)が目立つのか。どっちの色で進められるかがポイント」と真っ向から挑む決意を新たにした。

 34試合の長丁場。決して開幕戦の勝敗で全てが決まるわけではないが、その重要性は理解している。「1試合目のあとに2試合目がある。その繰り返しが34回あるのがリーグ戦。ただ各チームが戦う中で5節、10節、15節と経過的なドラマはある。その34試合の物語を作る最初のページ。物語を読む人の興味や魅力を引かないといけない。序章をしっかり戦いたい」。今季のチームスローガンは「S Adventure」。いよいよサンガの大冒険が始まる。

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2022年2月17日のニュース