川崎F 札幌・チャナティップ獲得、“タイのメッシ”同国代表スピードスターで王者に新たな武器

[ 2022年1月7日 05:31 ]

札幌から川崎Fに完全移籍することが分かったチャナティップ
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 昨季リーグ連覇を果たした王者・川崎Fが、札幌のタイ代表MFチャナティップ(28)を獲得することが6日までに分かった。札幌とは契約を残していたが、複数の関係者によれば移籍金なども含めて条件面でこの日までに大筋で合意。完全移籍での加入となるという。

 “タイのメッシ”の異名を取るチャナティップは、1メートル58と小柄ながら抜群のスピードを誇る同国代表のスター選手だ。17年7月に鳴り物入りで札幌に加入すると、徐々に真価を発揮し、18年シーズンには30試合8得点の活躍。東南アジア出身選手として初めてベストイレブンにも選出された。明るい性格でサポーター人気も高く、約4年半在籍した札幌でも抜群の存在感を示していた。

 今季、リーグ3連覇と悲願のACL初制覇を目指す川崎Fにとっては待望の大型補強となる。昨年は夏に日本代表MF三笘、田中がそろって海外移籍。苦しみながらリーグ連覇にたどり着いたが、シーズン終了後にはこちらも日本代表FW旗手がセルティックに移籍した。新シーズンへ即戦力の補強を目指した中で、白羽の矢を立てたのが実績も実力も申し分ないチャナティップだったという。

 川崎Fの基本布陣は4―3―3。チャナティップは両サイドのアタッカーほか、インサイドハーフとしてもプレーできる能力を併せ持つ。07~09年シーズンの鹿島以来、史上2クラブ目のリーグ3連覇へ、王者に新たな武器が加わることになる。

 ◇チャナティップ・ソングラシン 1993年10月5日生まれ、タイ・ナコーンパトム県出身の28歳。12年にタイ・プレミアリーグのBECテロ・サーサナでプロデビュー。16年にムアントン・ユナイテッドに移籍し42試合5得点と活躍。17年7月に札幌に期限付き移籍で加入した。18年シーズンで東南アジア出身者として初めてJのベストイレブンに選出され、19年2月に札幌に完全移籍。タイ代表では54試合10得点。1メートル58、56キロ。利き足は右。

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