ビニシウス　スペインで“最も価値のある男”に!市場価値1億ユーロ突破は世界でわずか6人

レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス（AP）
Photo By ＡＰ

　移籍情報サイト「Transfermarket.es」は30日、スペイン1部リーグ全選手の市場価値を更新。首位レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス（21）が前回から倍増となり、ついに大台の1億ユーロ（約130億4000万円）を突破。同リーグ20位から1位に急浮上。スペインで“最も価値のある男”になった。

　ビニシウスは今季19試合に出場し、10得点4アシストと活躍。得点ランクトップ独走のFWベンゼマ（15得点7アシスト）とともに首位快走の原動力に。昨季まではポテンシャルの高さを見せていたものの決定力不足を露呈し、一時は“放出候補”として名前が挙がるような存在だったがチーム加入4季目にして才能が開花。過去3シーズンはリーグ戦で2得点（18―19）、3得点（19―20）、3得点（20―21）と振るわなかったが、今季はシーズン中盤戦にしてプロキャリア初の2桁得点をマークした。

　この活躍が評価され、市場価値は前回5000万ユーロ（約65億2000万円）から倍増となる1億ユーロを突破。現在市場価値が1億ユーロの大台に乗っているのは、ビニシウスを含め世界でもわずか6人のみ。世界での順位はリバプールのエジプト代表FWサラー、チェルシーのベルギー代表FWルカク、トットナムのイングランド代表FWケインらと同額の3位タイ。ビニシウスを上回るのはパリSGのフランス代表FWエムバペ（1億6000万ユーロ）、ドルトムントのノルウェー代表FWハーランド（1億5000万ユーロ）の2人のみとなった。

　なお、R・マドリードではGKクルトワが6500万ユーロ（約84億8000万円）、DFミリトンが6000万ユーロ（約78億3000万円）、FWアセンシオが4000万ユーロ（約52億2000万円）、FWロドリゴが4000万ユーロ（約52億2000万円）とビニシウス含め5人が増加。MFモドリッチは36歳になったが、1000万ユーロ（約13億円）で前回と変わらず。MFアザール（1800万ユーロ＝約23億5000万円）、FWベイル（500万ユーロ＝約6億5000万円）などがダウン評価を受けた。