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浦和 18年以来の決勝進出、今季で退団の宇賀神先制弾!チームへ置き土産V必ず

[ 2021年12月13日 05:30 ]

天皇杯準決勝   浦和2―0C大阪 ( 2021年12月12日    埼玉 )

<浦和・C大阪>前半29分、ゴールを決めた宇賀神は大勢のサポーターの前で自分の背番号を指さして喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 浦和はC大阪を2―0で下し、優勝した18年以来の決勝進出を決めた。今季で退団するDF宇賀神が先制点。「契約満了にしたことを後悔させてやろうと、とにかくそれだけを考えてピッチに立った」。前半29分に地をはう一撃を右隅に決め、自身最後の埼スタで主役となった。

 4日のJ1最終節・名古屋戦を終え「ピッチの上での役割は終わったんじゃないか」と感じた。ところがこの試合の先発が見え始め、葛藤。来季も残る選手に出番を譲ろうと指揮官に話すことも考えた。それでも最後に頭に浮かんできたのはサポーターだった。心を奮い立たせて立ち、奪った一発。「強い気持ちがゴールに乗り移った」。後半16分の交代時には3万933人から万雷の拍手が起きた。

 18年の天皇杯決勝・仙台戦でもスーパーゴールで優勝に貢献した“天皇杯男”。「来年アジアで暴れてもらうために、必ず優勝をつかみ取りたい」と最高の置き土産を誓った。

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2021年12月13日のニュース