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Jリーグ コロナ検査体制変更 来季から週2回の抗原定性検査へ クラブで「自主検査」

[ 2021年12月13日 14:07 ]

Jリーグの村井満チェアマン
Photo By スポニチ

 Jリーグの村井満チェアマンは13日、年内最後のNPBとの新型コロナ対策連絡会議後のオンライン取材に応じ、来季の検査体制を変更する方針を示した。

 Jリーグでは今季まで、2週間に一度の定期的なPCR検査と、チーム内に陽性者が出た場合や試合の直前に感染の可能性がある症状が出た場合を対象に、試合当日の3時間前に抗原定性検査によるオンサイト検査を行ってきた。

 これを、来季からは週に2回の抗原定性検査に変更する。抗原定性検査の正確性が実証されたことや、機動性、予算面などを総合的に鑑みて判断したという。ただし陽性者が出た場合は即座にPCR検査を行う。

 検査体制の変更による最大の変化は、Jリーグの「公式検査」ではなく、クラブの「自主検査」となること。今季までは検査結果が出場資格に直接結びついていたが、来季からはクラブが自主的に検査を行い、エントリー選手を決める「自主運用」の形となる。

 村井チェアマンは「(クラブが)自主的に運用できなければ、本当の意味での目指すべき姿にはたどり着かない」と説明。一方で「感染状況が増し、危機が高まれば、Jリーグの公式検査に戻すことも視野に入れながら運用していく」と話した。

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2021年12月13日のニュース