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欧州CL決勝T組み合わせ抽選“前代未聞”の全カード再抽選決定 南野リバプールVS古巣ザルツは幻に

[ 2021年12月13日 22:35 ]

リバプールの南野拓実(AP)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選で異例の全カード再抽選が決まった。

 スイスのニヨンで13日正午(日本時間午後8時)から行われたが、2カード目でビリャレアルの対戦相手を決める際に1次リーグで同組だったマンチェスターUが引き当てられるミスが発生。再抽選が行われてマンチェスターCとの対戦が決まったが、続く3カード目でAマドリードの相手を決める抽選では入っているべきマンチェスターUが除かれた状態で行われ、Bミュンヘンと対戦が決まった。抽選はそのまま最後のカードまで行われたが、Aマドリードが抗議。欧州サッカー連盟(UEFA)は午後3時(日本時間午後11時)から全ての抽選をやり直すと発表した。

 13日正午に一度決まった組み合わせでは、リバプールはザルツブルクと対戦が決まっていた。南野にとっては20年1月のリバプール移籍まで在籍した古巣との対決となるはずだった。メッシの加入で初優勝を狙うパリ・サンジェルマンはC・ロナウドを擁するマンチェスター・ユナイテッド、昨季王者のチェルシーはリールと顔を合わせることになっていた。

【以下は最初の抽選で決まっていた“幻のカード”】
 
 <組み合わせ>=左側が第1戦ホーム
 ▽ベンフィカ(ポルトガル)―レアル・マドリード(スペイン)
 ▽ビリャレアル(スペイン)―マンチェスター・シティー(イングランド)
 ▽アトレチコ・マドリード(スペイン)―バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
 ▽ザルツブルク(オーストリア)―リバプール(イングランド)
 ▽インテル・ミラノ(イタリア)―アヤックス(オランダ)
 ▽スポルティング(ポルトガル)―ユベントス(イタリア)
 ▽チェルシー(イングランド)―リール(フランス)
 ▽パリ・サンジェルマン(フランス)―マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

 決勝トーナメント1回戦は来年2、3月にホーム&アウェーで開催。決勝は同5月28日にサンクトペテルブルクで行われる。

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2021年12月13日のニュース